日本コカ・コーラは、PETボトルのリサイクルを促進するためのイベント「リサイクルって、Loveだ」展を東京ミッドタウンで開催しました。
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10月20日は「リサイクルの日」!Z世代の価値観をヒントにした啓発イベント開催

「Love again リサイクルって愛をつなぐことなんだ。」
このメッセージのもと、日本コカ・コーラは、リサイクルへの関心が高まる10月20日の「リサイクルの日」に合わせて、リアルイベントとデジタルを活用した「ボトルtoボトル」啓発活動を展開しました。
今回の展示は、環境意識が高く、持続可能な行動に積極的な姿勢を持つとされるZ世代の価値観をヒントに企画されたもの。
日本コカ・コーラの広報・渉外・サステナビリティ推進本部でサステナビリティマネジャーを務める宍倉麻矢氏は、その背景についてこう語っています。
「Z世代は、サステナビリティを自然に受け入れ、日常の一部として実践する傾向があります。彼らにとって、それは“義務”ではなく、“心地よい習慣”なんです。今回の企画では、その価値観を起点に、リサイクルの意識を広げることを目指しました。具体的には、空のPETボトルをリサイクルボックスに入れると、100%リサイクル素材でできた『コカ・コーラ』製品がもらえるという、シンプルで体験しやすい仕組みを採用しました」(宍倉氏)。
赤いハートをモチーフに“小さな善意(Love)”を伝えます。


本展では、赤いハートをモチーフにしたイベント空間を通じて、PETボトルのリサイクルが、私たちの日常の中で自然と行われている“小さな善意(Love)”の積み重ねで成り立っていることを伝えます。
普段何気なく行っているリサイクルが、誰かの行動とつながり、未来へと受け継がれていく—。そんな気づきを生み出し、リサイクルに共感するきっかけを提供することが、この展示の狙いです。
同社は本イベントで、約3,000人の来場者を想定し、1,500本のサンプリングを目標に掲げています。
「日本国内では、すでにPETボトルの回収率・リサイクル率が他国と比べても高い水準にあります。企業としては、さまざまなステークホルダーと協力しながら、容器の設計・製造から回収までのリサイクルスキームをさらに向上させることが求められています。その一方で、消費者の皆さんが“義務”としてではなく、もっと気持ちよく、主体的にリサイクルに参加できるようなコミュニケーションを生み出すことも重要だと考えています」(宍倉氏)。
10月20日は「リサイクルの日」!Z世代の価値観をヒントにした啓発イベント開催
さらに、「Love again」をコンセプトにしたスペシャルムービーが、コカ・コーラ公式YouTubeチャンネルで公開されます。
この映像では、PETボトルがさまざまな人によってリサイクルされ、再びPETボトルとして生まれ変わり、新しい人の手へと渡っていく様子が描かれています。そのリレーが繰り返されることで、“リサイクルは愛をつなぐこと”というメッセージを届ける内容になっています。