雪印メグミルクは、創業記念日を前に、新CI(コーポレート・アイデンティティ)および新商品の発表会を実施しました。
今回の発表では、新たなロゴとコーポレートスローガンに加え、創業100周年を記念した特別なロゴもお披露目。100年の歴史を振り返るとともに、これからの未来へ向けた企業の姿勢を打ち出しました。
雪印メグミルク、新スローガン「Love Earth. Love Life.」に込めた想いとは?

雪印メグミルクは、創業100周年を迎えるにあたり、コーポレートスローガンを「未来は、ミルクの中にある。」から 「Love Earth. Love Life.」 へと変更しました。
この新スローガンには、「自然と人が健やかにめぐるように、Earth(地球・大地)を愛し、Life(生命・人生)を愛する。そんな世界の実現を目指し、社会課題に挑んでいく」という企業の決意が込められています。また、日本や海外といった枠を超え、地球規模での取り組みを視野に入れたメッセージとなっています。
スローガンの策定にあたり、同グループは創業の精神である「健土健民」を 「社会課題を解決する精神」 として再解釈。そして、その精神を企業理念として「存在意義・志」と定義し、
「私たちは社会課題に挑む精神で、人と自然が健やかにめぐる食の未来を育んでいきます。」
というステートメントを発表しました。この言葉には、食の持続可能性を実現し、より良い未来を築いていく姿勢が示されています。
創業から100年を迎える今、雪印メグミルクは、食を通じて社会に貢献し続ける企業として、さらなる挑戦を続けていきます。
雪の結晶×ミルクの雫×北極星――雪印メグミルクの新シンボルマークが表す未来

雪印メグミルクは、新たなコーポレートシンボルマークを発表しました。このシンボルは、同社の歴史と未来への想いを込めたデザインとなっています。
シンボルの中心にあるのは、創業の地・北海道を象徴する 「北極星」。その周囲には、純白で清潔な 「雪の結晶」 を配置し、さらに先端には 「ミルクの雫」 を融合させた構成になっています。
「ミルクの雫」 には、勢いよく外へ広がっていくパイオニア精神が込められており、「雪の結晶」と一本の線でつなげる ことで、同社の強みである「価値の循環」を表現しています。
また、ミルクの雫と雪の結晶が形づくる 6本の氷柱 は、「さまざまなステークホルダー」 との関わりと、「中心へと向かうベクトル」 を象徴。これまで築いてきた信頼と共に、未来に向かって進んでいく決意を示しています。

また、100周年記念ロゴ も発表されました。このロゴは、同社グループの従業員を対象に実施されたアンケートで選ばれたもので、酪農の象徴である 「牛」 をモチーフにデザイン。創業以来、牛乳・乳製品を中心に事業を展開してきた企業のアイデンティティを象徴するデザインとなっています。

雪印メグミルクは100周年を記念し、ロングセラー商品の 期間限定復刻版 を発売します。
なかでも注目なのは、発売72年目を迎えた 「6Pチーズ」 の復刻版。発売当時の厚み(現行品の約1.7倍)を再現し、当時のパッケージデザインで登場します。時代を超えて愛され続けるチーズが、懐かしさとともに楽しめる特別仕様になりました。
また、「雪印北海道バター」 や 「雪印北海道100チーズ」 も、発売初期のレトロパッケージで登場。創業100周年を迎えるにあたり、ブランドの歴史を感じられる限定デザインとなっています。