日本ケロッグが販売を手がけるポテトチップスブランド「プリングルズ」は、「PRINGLESCAN(プリングルズスキャン)プロジェクト」をスタート。それに合わせ、東京メトロ新宿駅構内に、ポテトチップスの中身が“丸見え”になる「ポテチのレントゲン広告」を掲出しました。
このユニークな広告は、プリングルズの筒の中に重なり合うポテトチップスの様子を透視したようなデザインになっており、道行く人の目を引く仕掛けとなっています。
プリングルズ、パッケージ改定後の誤解を解消へ!「PRINGLESCAN」プロジェクト始動


プリングルズは、物価や原材料価格、資材費の高騰を受けて、内容量はそのままにパッケージの高さを15mm短くする商品改定を実施しました。
今回の「PRINGLESCAN(プリングルズスキャン)プロジェクト」は、この改定に伴い、「パッケージがコンパクトになっても、内容量は変わらない」ことを伝えることを目的としています。
また、プリングルズが行った「【スナック菓子購入者対象】スナック菓子の購入に関するアンケート」では、改定後も内容量はそのままにもかかわらず、「内容量が減ったと感じる」と回答した人が53.1%にのぼるという結果が出ました。約半数の購入者が、「ショート缶」によって量が減ったと錯覚してしまう傾向があることがわかり、この誤解を解消するための取り組みとして本プロジェクトが実施されました。
「透け透けプリングルズ」誕生!X線で検証した前代未聞のレントゲン広告が話題

こうして始まったのが、「PRINGLESCAN(プリングルズスキャン)プロジェクト」。
新ショート缶のチップスの内容量が変わっていないことを証明するため、新旧パッケージの両方をX線で透過。
「前代未聞の“透け透けプリングルズ”」というキャッチコピーのもと、中身が丸見えになった「ポテチのレントゲン広告」が誕生しました。
この「ポテチのレントゲン広告」には、見る方向によってビジュアルが変わる特殊加工「ベローズプリント」を採用。
片方から見ると通常のプリングルズのショート缶が映し出され、もう片方から見るとX線で検証された“透け透けプリングルズ”が登場するという仕掛けになっています。
見る角度によって異なるビジュアルを楽しめる、ユニークな広告手法となっています。
また、プロジェクト開始に先立ち、1プリングルズの公式X(旧Twitter)アカウントでキャンペーンを展開。
公式キャラクターのMr.Pが登場し、「内容量はそのまま」であることを検証する様子をレポート形式で投稿。
Mr.Pが試行錯誤しながら、真剣に検証に向き合う姿をユーモラスに伝える内容となっています。