波佐見焼メーカーのマルヒロは、動画配信サービス「Netflix」とコラボしたそばちょこ全42種類を、先行発売すると発表しました。販売は、マルヒロのオンラインショップと直営店で行われます。
波佐見焼とNetflixとのコラボレーション作品

今回コラボしたのは、Netflixオリジナルシリーズの7作品。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」、「ONE PIECE」、「イカゲーム」、「ペーパー・ハウス」、「T・Pぼん」、「セックス・エデュケーション」、「PLUTO」がラインナップに加わっています。さらに、Netflixのロゴアニメーションをモチーフにした「Netflix×マルヒロコレクション」も登場します。
また、マルヒロの私設公園「HIROPPA」でローンチイベント&HIROPPA3周年記念イベントを開催。会場では「ストレンジャー・シングス 未知の世界」をテーマにした小皿3枚セットが、100セット限定で販売される予定です。

上段左から順に、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」、「ONE PIECE」、「ペーパー・ハウス」、「PLUTO」とのコラボ作品が並びます。下段には、左から「T・Pぼん」、「イカゲーム」、「セックス・エデュケーション」とのコラボ作品が配置されています。

Netflixのオープニングで流れるロゴアニメーションに使われている5色を、それぞれそばちょこの外側全面にプリントした「Netflix×マルヒロコレクション」(全5種)。そばちょこを回すと、180度で全く異なる色味が楽しめるデザインになっています。
「Netflix」と波佐見焼メーカーコラボ、そばちょこ販売 国産食器の魅力をアピール
本企画の意図について、担当者は次のように語っています。
「『そばちょこ』は約400年前に生まれたアイテムで、時代背景や文化を色濃く映し出したデザインがたくさん残っています。例えば、江戸時代初期のそばちょこを見ると、当時何が流行していたのかを考察できるほどです。そんな歴史を持つアイテムと、現代文化を象徴するコンテンツ『Netflix』のコラボは、とても相性がいいと感じました。」
イベントの装飾についても工夫が凝らされています。
「マルヒロブランドの世界観を土台にしつつ、『Netflix』の持つ印象を上乗せしていくイメージでつくりました。そばちょこに『Netflix』のグラフィックをプリントしたように、公園・HIROPPAを大きな器として見立てて会場を設営しています。象徴的な什器『ダクト管』にはコラボシリーズのロゴを、建物の壁やウィンドウには大きなグラフィックをカッティングシートで貼り付け、まるで空間全体が『Netflix』のデザインに包まれているような仕上がりです。」
最後に、今回のコラボ作品への期待についてもこう語ります。
「『食器には全然興味がない』『海外製の100円ショップの食器で十分』と思っている方たちにも、今回のコラボを通じて国内製の食器の魅力を感じてもらい、興味を持つきっかけになれば嬉しいです。」