2025年も既に1ヶ月終わったという衝撃。時の流れは早い…早すぎます!
今年はもっと人に会う!新しいことをする!たくさん旅行をする!
この1月は全然できていなかったですけど。。。2月こそはがんばります!
それでは今月も話題になったサービスやトレンド・デザインをご紹介いたします!
[目次]
タカノフーズ、「S-903 共通テスト」を開催

「おかめ納豆」を展開するタカノフーズは、納豆や納豆菌に関する問題を出題する「S-903 共通テスト」を実施しました。
このテストは、オンライン上で参加できる一斉テストで、事前予約をした国内在住者であれば誰でも受験可能。テスト時間は90分で、全問選択式となっています。
成績優秀者上位5名には賞金が授与され、1位には500万円が贈られます。同点者が複数いた場合は、事務局による抽選で受賞者が決定されます。
納豆好きや知識に自信のある人にとって、挑戦しがいのあるユニークなテストとなりそうです。

「S-903 共通テスト」の名称は、タカノフーズが保有する「S-903納豆菌」に由来しています。
テストでは、このS-903納豆菌や納豆全般、さらにタカノフーズに関連する問題が出題され、6科目・合計150問で構成。納豆に関する幅広い知識が試される内容となっています。
納豆の奥深さを伝えるための「S-903 共通テスト」。このユニークな企画の意図について、電通のクリエイティブディレクター山本友和氏は次のように語ります。
「納豆は多くの方に愛される身近な食品ですが、健康に寄与するために日々研究が重ねられているなど、その“アカデミックな側面”はあまり知られていません。テストを通じて、納豆のさらなる魅力を知っていただきたいという想いから企画しました。」



本施策の告知のため、12月11日から劇団ひとりさんが出演するWeb動画を公開。ユーモアを交えながら、「S-903 共通テスト」の開催を広く周知する狙いです。
納豆の奥深い世界を楽しく学べるこのテストが、納豆ファンのみならず、多くの人々の興味を引きそうです。
あわせて、Xや山手線の車内広告にて、対策問題を模した広告を展開している。
閉店前の最後のクリスマスキャンペーン – 松本PARCO、「SANTA CLOSE GARAGE」を開催

2025年2月末の閉店を予定している長野県松本市の「松本PARCO」が、最後のクリスマスキャンペーンとして12月21日・22日に「SANTA CLOSE GARAGE」を開催しました。
このイベントでは、館内にある思い出の品々を来館者にプレゼント。長年にわたり地域に愛されてきた松本PARCOならではの特別な企画として、多くの人々が参加しました。


「SANTA CLOSE GARAGE」の企画を手がけたのは、クリエイティブチームkaiwamono。
代表の小田切萌氏は、松本市出身という自身のルーツも重ねながら、今回の企画の経緯についてこう語ります。
「地域の誇りでもあり、青春を過ごした大好きな場所、松本PARCO。閉店を前に、最後に何かできないかと考え、自主提案をしたのが今回の始まりです。
閉店してしまっても、多くの人が松本PARCOを強く思い出し、『昔、松本PARCOってあってね……』と、長く語り継がれるきっかけになるようなイベントにしたいと思いました。」
地域の記憶に残る場所として、松本PARCOがこれからも語り継がれていくことを願った、特別なクリスマスキャンペーン。松本市にゆかりのある人々にとって、大切な思い出を共有する機会となりました。


松本PARCOの最後のクリスマスキャンペーン「SANTA CLOSE GARAGE」*では、松本PARCOゆかりのグッズ約100点が用意されました。両日ともに補充をしても夕方にはすべて配布完了。多くの来館者が思い出の品を手にし、松本PARCOへの愛着を改めて感じる機会となったようです。
さらに、イベントの開催により館内全体の売り上げも向上。閉店を控える中、松本PARCOの最後のクリスマスが、賑わいとともに幕を閉じていきました。
愛媛県西予市、堀田茜さんを「せいよスペシャルアンバサダー」に任命 – 観光誘客・市の活性化を目指す

愛媛県西予市は、モデル・俳優の堀田茜さんを「せいよスペシャルアンバサダー」に任命しました。
新たなキャッチコピーは、「セイ、いっぱい!西予市」。このスローガンのもと、堀田さんが西予市の魅力を発信するクリエイティブを展開し、全国的な知名度向上を図ります。

12月12日から公開された特設Webサイトでは、堀田さんが様々な表情で西予市をPRするショート動画などを掲載。さらに、首都圏や関西圏の20~40代男女をターゲットにしたデジタル施策を実施し、オンラインでの拡散効果も期待されています。
西予市の魅力を全国に届けるこの取り組みが、観光誘客や地域活性化につながることが期待されます。
特設Webサイトで公開されているショート動画では、西予市の観光名所や特産品を「顔出しパネル」で紹介。
登場するのは、田んぼに突如現れる藁でできた巨大な「わらマンモス」や、日本一長い木造の廊下を駆け抜ける「宇和米博物館のぞうきんがけレース」など、西予市ならではのユニークなスポット。これらを堀田茜さんが実際に体験しながら、楽しく伝えています。


今回の動画は、堀田さんの多彩な「表情」にフォーカス。ビューティーからコミカルまで幅広い表現ができる堀田さんのキャラクターを活かし、より親しみやすく、西予市の魅力が伝わる構成になっています。
そのための手法として、「顔出しパネル」をモチーフにした動画を採用。表情の変化を強調しながらも、市の観光資源をしっかり紹介するユニークな演出となっています。
動画は、短尺の「縦型」と「横型」の両方を用意し、SNSでの拡散効果を狙った配信戦略を採用。
西予市 産業部経済振興課観光振興係の堀内智代係長は、制作のポイントについて、「堀田さんのアドリブパワーを引き出すこと。そして、落差のある締めのコピーでしっかりオチをつけることを大切にしました。」と語っています。
ユーモアとリアルな体験を組み合わせたこの動画を通じて、西予市の魅力がより多くの人に伝わりそうです。
『【推しの⼦】』完結記念イベント、「THE LAST STAGE in TOKYO DOME CITY」スタート

集英社は『【推しの⼦】THE LAST STAGE in TOKYO DOME CITY』をスタートしました。
本企画は、『【推しの⼦】』の完結を記念して開催され、テーマは「全アイドルの夢の舞台『東京ドーム』へ」。このコンセプトのもと、東京ドームシティ全体をジャックし、作品の世界観をリアルに体験できる特別なイベントとなっています。


「推してくれたから、たどり着けた。」
このメッセージを掲げ、『【推しの⼦】』のキャラクターたちが東京ドーム全域、後楽園ホールビル壁面、クリスタルアベニュー芝生広場をジャック。作品の世界観をリアルに体験できる特別な空間が広がっています。
本企画を担当した電通 クリエイティブディレクター 廣畑功志氏は、今回のイベントについて次のように語ります。
「作品の完結にともない、感謝の想いを読者へ届けつつ、これからも読者の中で物語が生き続けるように、【推しの子】らしい『祭』を開催できないかと考えました。」
そのために着目したのが、全アイドルの夢の舞台であり、物語の中でも重要な意味を持つ「東京ドーム」。その横に広がる東京ドームシティ全体をジャックすることで、リアルな世界とリンクさせながら『【推しの子】』の世界に浸れる場をつくり出しました。
廣畑氏は、今回の施策のポイントについてこう続けます。
「一般的な広告媒体ではなく、誰もが訪れることのできる空間を【推しの子】ならではの手法で活用しました。その結果、【推しの子】読者だけでなく、アイドルのライブを観に来た方々からも好反応をいただいています。」
作品が描いてきた“推し”文化と、リアルな空間が融合したこのイベント。『【推しの子】』のフィナーレにふさわしい、特別な“祭”が東京ドームシティで繰り広げられています。


『【推しの子】THE LAST STAGE in TOKYO DOME CITY』では、東京ドーム全域、後楽園ホールビル、クリスタルアベニュー芝生広場を舞台に、多彩なコンテンツを展開。作品の世界観を存分に楽しめる特別なイベントとなっています。
また、イベントをさらに盛り上げる記念特設サイト「FAN ARENA」も開設。
『【推しの子】』の世界にリアルに浸れる、まさに“夢の舞台”が東京ドームシティに広がっています。