1994年にデビューして以来、ブラックサンダーは多くのファンに愛され続けてきましたが、実は1995年には生産終了の危機に直面していたことをご存じでしょうか。そのとき、九州地方の消費者から熱い応援と「また食べたい!」という声が集まり、ブラックサンダーは無事に再販されることになりました。
そんな感謝の気持ちを込めて、「九州のみなさん、あのとき助けていただいたブラックサンダーです。」というメッセージで、九州7県の新聞に全面カラー広告を掲載しました。この広告は、支えてくれた地域への深い感謝を表すとともに、30周年を迎えたブラックサンダーの歴史と地域との絆を改めて感じさせるものでした。
ブラックサンダーの恩人探し企画


有楽製菓の取り組みは、ブランドと消費者の絆をより強くし、特に地域コミュニティへの感謝を大切にすることを目指しています。広告展開にとどまらず、特別なパッケージ「アリガトサンダー」の配布や「恩人探しキャンペーン」など、九州地方のファンへの感謝の気持ちを直接伝えるさまざまなアプローチを実施しています。
「アリガトサンダー」のパッケージは、天神地下街で配布され、消費者へ直接的な「ありがとう」を届ける手段として活用されました。こうしたアクションは、実際に商品を手に取ってもらうことで感謝を表現し、ブランドへの愛着を深める効果があります。
さらに、「ブラックサンダーの恩人探し企画」は、過去にブランドを支えてくれた卸業者や小売業者の方々へ感謝を示すものです。地域の皆さんと協力して、こうした方々を称え、感謝の気持ちを広げるキャンペーンとなっています。この企画では、公式YouTubeチャンネルでの動画配信に加え、専用メールアドレスで情報を集め、広く参加を呼びかけています。
また、九州の一部スーパーでは、この企画のPOPを掲出してもらい、地域での認知度向上を図っています。SNSでもキャンペーンの情報が拡散されており、ユーザーの間でポジティブな反響を得て、地域全体でのサポートが広がっています。
