テレビ朝日が開発した 「光と星のメタバース六本木」 では、羽生結弦の単独アイスショーツアー「Yuzuru Hanyu ICE STORY 3rd “Echoes of Life” TOUR」 とのコラボレーションを実施します。
この特別コラボでは、羽生結弦が創り上げるアイスショーの世界観を メタバース空間で再現。デジタルならではの演出を通じて、ショーの魅力を多くの人に届ける試みとなっています。
メタバースで体験する羽生結弦のアイスショー!「カプセル型オブジェ」も設置

「光と星のメタバース六本木」 と羽生結弦の単独アイスショーツアー 「Yuzuru Hanyu ICE STORY 3rd “Echoes of Life” TOUR」 とのコラボレーションでは、ショーの世界観を象徴する特別な演出が施されています。
コラボレーション期間中、メタバース内の夜空には「赤い月」 が浮かび、アリーナにかかる虹色の橋も赤色の特別仕様 に変更。これにより、ショーの幻想的な雰囲気がデジタル空間でも再現され、来場者に没入感のある体験を提供します。
さらに、「Echoes of Life」内で羽生結弦が演じる 「Nova」 が登場する際に使用する 「カプセル型オブジェ」 を、メタバース内でも体験できる特別コンテンツとして展開。訪れた人は、この 「カプセル型オブジェ」に入り、写真撮影を楽しめる 仕掛けが用意されています。
メタバースの特性を生かしたこのコラボレーションは、ショーの世界をより多くの人が体感できる新たな試みとして注目を集めそうです。

「赤い月」 は、公演中の1シーンから着想を得たもの。本来宇宙にあるはずの月が大きくなり、都市の建物を照らすという演出を、今回は特別なコラボとして 「六本木を赤い月の光で包み込む」 形で表現しました。
また、メタバース六本木の虹も特別仕様で赤色に変更。この演出について、テレビ朝日 コーポレートデザインセンターの横井勝氏 は、次のように語っています。
「虹の上に登って赤い月を眺めるのも、また違ったイマーシブ体験になると思います。」
メタバースならではの没入感を生かし、ショーの世界観をデジタル空間で体験できるこの特別な演出。羽生結弦の創り出す幻想的な世界が、新たな形で広がっていきます。
3万5000人が参加した前回イベントを超える体験へ!羽生結弦×メタバース六本木の新たな試み

2023年12月に開催された「羽生結弦『RE_PRAY』イベント in メタバース六本木」 では、のべ約3万5000人が参加し、SNSでもトレンド入りするほどの反響を呼びました。
今回の 「Echoes of Life」 の公演は、羽生結弦が手がけるアイスストーリーシリーズの第3弾。シリーズ全体を通して、独自のオリジナルな世界観が確立されており、テレビ朝日は メタバースとの親和性が高い と考えていました。
テレビ朝日 コーポレートデザインセンターの横井勝氏 は、メタバースとの相性について、次のように語ります。
「『Echoes of Life』は全体が哲学的な物語になっており、羽生さん演じる主人公が『自分とは何か』『生まれるとは何か』という問いを展開していきます。メタバースでは、参加者が“自分の分身となるアバター”でこの演目を鑑賞するため、より没入感のある体験になると考えました。」(横井氏)
前回のイベントは大きな話題となりましたが、今回は より多くの人が参加しやすい環境を整備。
事前に練習期間を設ける
オープン期間を長くする
メタバース内に多数のフォトスポットを設置する
といった工夫を加え、参加者がより自由に楽しめるよう導線を強化しました。
デジタル技術を活用し、リアルのアイスショーとはまた違った形で広がっていく「Echoes of Life」の世界。メタバースでの拡張によって、さらなるファン層の広がりが期待されます。
